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仮想通貨取引所がブロックチェーンの原則を侵害?

ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨は、ブロックチェーン技術に支えられています。そのため仮想通貨は「非中央集権型システム」とも呼ばれますが、仮想通貨が売買できる取引所の大半は、完全に中央集権化されています。実は、この矛盾した状況が現在の仮想通貨業界を悩ます問題と深く関係しています。

 

中央集権型の取引所におけるセキュリティ問題とは?


残念ながら、中央集権型の取引所は日常茶飯事にハッキングの被害を受けています。例えば、Mt.Gox(マウントゴックス)は85万ビットコインを消失、Bitfinex(ビットフィネックス)は12万ビットコインを流出、さらにCoincheckコインチェック)は5億ネムを流出しました。最近では、Zaif(ザイフ)もハッキングの被害を報告しています。


ここでの問題はシンプルで、 すべてのユーザーの資金が中央機関によって管理される1つまたは複数のアカウントに保管されているということです。つまり、簡単にハッカーの対象になる可能性がある「単一障害点」なのです。

ブロックチェーン技術を利用した分散型の取引所とは?


中央集権型の取引所とは異なり、IDEX(アイデックス)やEtherDelta(イーサデルタ)のような分散型の取引所は、ブロックチェーン技術を利用し、そのネットワーク全体に管理を分散します。そのおかげで、分散型の取引所がユーザーの資金や情報を所有せずに、ハッキングやシャットダウンの被害を受けることがありませんまた、分散型の取引所は、ブロックチェーン上のスマートコントラクトシステムを利用し、簡単にユーザーの取引注文をマッチさせます。


それではなぜ、分散型の取引所が現状それほど利用されていないのでしょうか? 



主な原因は以下の3つです。
①使いづらさ
まず、分散型の取引所は顧客にとって使いづらくブロックチェーン界へ参入する際の高い障壁となっています。BitFlyerビットフライヤー)やCoinbase(コインベース)などの中央集権型の取引所はユーザーに優しいインターフェイスやユーザー体験によって、新規ユーザーを引き寄せることに成功しています。

②限定的な機能性
中央集権型取引所に比べて、分散型取引所が提供する機能は限定的です。分散化されたネットワークに完全に頼る取引所は、まだストップ注文や指値注文などのある基本的な取引機能を提供することができません。大半のトレーダーはこれら2つの機能なしには務まりません。さらに今後の課題ですが、提供する仮想通貨の種類は大幅に限られていることが多いです。

流動性の不足
使いやすさや機能性の欠如によって、分散型取引所は取引所として機能するために必要なだけの取引高を得ることができない状況になっています。おそらく、ブロックチェーン技術とそのエコシステム開発が進み、数年後には完全分散型取引所がうまく機能し、主流になるかもしれませんが、今のところは難しいでしょう。

そこで、 中央集権型取引所での複雑で巧妙な取引をしながらも 、資金を自身で管理できる方法を考えてみましょう。新しいコンセプトとして「ハイブリッド型モデル」があります。

ハイブリッド型の取引所とは?


ハイブリッド型取引のモデルは、分散型と中央集権型モデル両方の最も優れた特徴を引き出します。ユーザーは自分で資金管理をする一方で、中央集権型のプラットフォームの機能性や有用性を利用することができます。もはや取引所のハッキング攻撃、資金の差し押さえやアカウントの閉鎖を行う権力を持つ中央機関は存在せず、完全に経済的な自由です。

このすばらしい組み合わせは、いったいどのように機能するのでしょうか?


“分散型”のカストディ(管理)
スマートコントラクトの作成ができるブロックチェーンを利用します。BBOD(ブロックチェーン・ボード・オブ・デリバティブズ)のようなハイブリッド型の取引プラットフォームは、スマートコントラクトの機能を有効化し、分散化された個人のウォレットから損益決済のみを実行します。ここでは、条件が合った場合に自動完了する一連の条件を設定しています。この場合、異なるカウンターパーティとの損益が24時間ごとに決済されます。

ここでの個人のウォレットは、選択されたブロックチェーンのエコシステム全体に分散されているため、そもそも不正侵入できません。1つのアカウントをハッキングするためには、同時にすべてのアカウント、まさにブロックチェーン全体をハッキングしなければならないでしょう。ネットワークが何百万ものコンピューターに分散されている場合、不可能でしょう。

このようにハイブリッド型取引所のユーザーは、自身の資金を非常に安全な分散型の方法で完全に管理することができます。そして、いつでも個人のウォレットからお金を引き出す選択ができます。

“中央集権型”のトレーディングエンジン
ハイブリッド型の取引所でのトランザクションは、中央集権型の取引所で一般的に使用されているメカニズムを利用してオフチェーンで処理されます。よって、基本的に両者の間でのトランザクションの超高速スピードを確保し、分散型取引所における機能性の問題を避けるのです。

最後に


昨今ハッキング絡みの事件が多く、今一度中央集権型の取引所にどれだけの信頼を置きたいのかを考えてみる必要があるかもしれません。ブロックチェーン技術が進歩を続けている今、これまでと違った新たな形の取引所に目を向けてみることもいいのではないでしょうか?

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